北陸の見所

北陸の古寺名刹といえば福井の永平寺でしょうか。
曹洞宗大本山の永平寺は冬が厳しい福井県でもっとも有名なお寺だと思います。
境内は広く、参拝者もたくさん訪れています。
禅寺ですが比較的カラフルな軒下などが楽しめます。
戦国時代の武将に興味があるなら、柴田勝家ゆかりの西光寺も要チェックです。
併設の資料館で文化財も見ることができます。

福井県の京都寄り(嶺南)にある小浜市には、二代目征夷大将軍・坂上田村麻呂に縁がある明通寺があります。
三重塔やひっそりとした外観の本堂はまるでそこだけ時間が止まったようにさえ見えます。
八百比丘尼伝説の残る空印寺も気になるお寺のひとつですね。
大飯にある聖徳太子創建の馬居寺や、三方の諦応寺にある銀杏の樹に直接掘り込まれた観音像など、ほかの地域ではあまり見られない独特な仏閣があります。

石川県の輪島には曹洞宗のもうひとつの大本山だった總持寺があります。
大本山が二つあるのは不思議ですが、そういえば真言宗も高野山と東寺の本山が二つありますね。
能登半島の鳳珠郡には平安時代、嵯峨天皇創建の来迎寺があります。能登半島を左手に例えれば指の付け根辺りになるので、何かのついでに参られるのがベストだと思います。

石川と富山の県境付近にある倶利伽羅峠は源平合戦で有名ですが、倶利伽羅不動寺というお寺もあります。源氏に敗れた平氏の軍がこのお寺に布陣していたとのことです。
金沢にはお寺好きでなくても充分楽しめるからくり寺、日蓮宗の妙立寺があります。
拝観には電話予約が必須ですが、落とし穴や隠し階段といった忍者屋敷のような仕掛けのあるお寺です。
石川の古寺なら那谷寺も良いですね。奈良時代創建で、胎内くぐりもできます。
有名な幽霊怪談、飴買い幽霊が伝わる立像寺も金沢の古刹です。

北陸の都市部の中でも金沢は比較的雪が深くないためか、それとも加賀百万石で潤っていたためか、多くの仏閣が残されています。
北陸近辺のお寺めぐりはできれば雪がなく、夏の暑さもない春か秋ごろがオススメですよ。

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