お参りの服装は?

古寺名刹めぐりの服装はお寺参りにわざわざおめかしをする必要はありませんが、いくつかのポイントをおさえておきましょう。

まず服装ですが、殺生を連想させるものはお寺参りには向きません。
具体的には、毛皮・革製品・刃物をモチーフにしたアクセサリーなどです。
男性の革靴のみ大丈夫ですが、毛皮のコートや襟巻きはろうそくやお線香の火がうつったりする危険もあるので避けられた方が良いですね。

刃物などをモチーフにしたアクセサリーは自分やほかの人、また仏具や建物を傷つける場合があります。
指輪やネックレスもお数珠を傷めますから、お参りのときはかばんなどにしまわれておくと良いでしょう。
結婚指輪などで外したくないときは、できるだけ目立たないよう気配りされるのがオススメです。

また派手すぎる服装はお寺の中に入るのにふさわしくありません。
スーツを着なければいけないとか、着物でなければというレベルの話でなく、こざっぱりと清潔な服装でお参りされるのが良いでしょう。
特に蛇柄やトラ柄など、動物柄のものは殺生につながるためあまりオススメできません。

Tシャツにジーパンでも良いので、落ち着いた服装で行きましょう。
女性の場合、あまりヒラヒラした服だとやはりろうそくなどの火の危険と、古いお寺だと木のトゲなどで破れてしまうこともあるということを覚えておきましょう。

髪型もロングヘアの方は、少なくともご焼香前などにくくるのが良いですね。
寝癖やぼさぼさ頭など、人前に出るのにふさわしくない髪形は整えてから境内にお入りください。

香水やシャンプー、柔軟剤などの香りはお香と混じるとくさくなってしまうことがあります。
「いい香りだ」と思うのは個人の感覚ですから、公的な場であるお寺に行くときは香りを抑えておきましょう。

仏教では基本的に、殺生(死にたくないものを殺すこと)と、身の丈に合わない贅沢を禁じています。
お坊さんとお話をされるつもりで出かけられるなら特に、きれいでシンプルな服で会っていただけるよう心がけると良いと思います。

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