沖縄の古寺名刹

蝦夷地だった北海道と同じく、近代まで琉球という異国だった沖縄ですが、もちろんそれなりに古いお寺も数箇所あります。
とはいえ北海道ほど広くなく、また寒さが厳しくないので戸籍管理の面も楽だったせいか、はたまた琉球を管理していた薩摩藩の意向なのか、さほど多くはありません。

代表的な沖縄の古いお寺は波上山三光院護国寺でしょう。
こちらは真言宗のお寺ですから、万物全てに神様や精霊が宿ると考えられる沖縄のアニミズム信仰と相性が良かったのではないかと思います。
現存する沖縄のお寺の中で最も古く、琉球国王がお参りするお寺だったそうです。

同じく真言宗の金武観音寺も古いお寺です。
金武観音寺の屋根は琉球様式にかなり近いですが、やはりお寺なので黒い屋根瓦です。
16世紀に建てられたのがはじめとされていて、現在は沖縄県の指定文化財になっています。
沖縄成田山福泉寺や普天間山神宮寺など、真言宗のお寺は結構多いようです。
本尊が観音様のお寺が多いように思いました。

1611年開創の桃林寺は禅宗である臨済宗ですが、いまも手厚く残されていますね。
1771年に津波の被害にあったことがあるとのことで、将来に残っていって欲しいと願わずにいられません。
同じく臨済宗の万松院というお寺も1613年開創だそうです。

首里城の近辺では十二支参り、寺周り(テラマーイ)と呼ばれる、お遍路さんの簡単バージョンのような風習があるようです。
このテラマーイは昭和に始まった新しい信仰の形のようですが、悪いことではありませんから後世に伝えていって欲しいですね。
正式な作法はともかく、お寺に参って祈りをささげるというのは不謹慎な言い方が許されるなら「たのしい」ものです。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

北海道から沖縄まで、各地の古寺名刹を紹介してきました。
ここのサイトでは紹介しきれていない古寺名刹は
まだまだありますので、ぜひこの先はご自分の目で
色々見まわってみてください♪

また、私は神話とかの話が好きで
日本神話である古事記・日本書紀の逸話なども
まとめてみました。
興味がありましたら、ぜひ訪れてくださいね(´∀`)

日本神話の逸話まとめ

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